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『そんな暇はない』 ~菊池雄星インタビュー(2012.09.10)

2012/ 09/ 10
                 
(2012年9月10日放送 文化放送 LIONS EXPRESSより 松島茂アナです)


月曜日のこの時間、ライオンズ4週連続の首位とお伝えすることができるんですが

金土日、イーグルス相手に3タテされてしまいました

内容も悪く、木曜日までの試合を考えるとちょっと信じられない部分もあるんですが

これも野球ですかね

昨日の試合、ホームクロスプレーで左足甲の外側を痛めた炭谷銀仁朗捕手、

骨折ではなかったんですが、骨にひびが入っていたことが判明したと

球団から発表されました

今後のことは今の所未定ということです

なお今日大崎雄太朗外野手が1軍登録を抹消されています

そんな中でも数々の試練を乗り越えてきたライオンズ戦士たち、

また明日からやってくれるでしょう

そのためにはこれから声をお届けする選手のさらなる活躍が不可欠です

9月5日のホークス戦では勝ち星こそつかなかったものの

8回1/3を7安打1失点と粘りのピッチングを見せた、菊池雄星投手のインタビューです

インタビューアーは文化放送斉藤一美アナウンサーです


・ホークス戦はチームをサヨナラ勝ちへと導く、ナイスピッチングでしたね
ご自身としてはどのような手応えですか?

「そうですね

あまり調子そこまでめちゃくちゃいいわけじゃなかったんですけど

ただ悪いなりに試合は作れたってことは自信になりました」


・それは前々回のファイターズ戦と比べて調子がよくなかったということですか?

「そうですね ファイターズ戦はほんとに全てが上手くいってた感じがしたんですけど

まぁ今回は逆球も多かったですし、

ストレートもね、140出るか出ないかのところでの勝負だったんで

まぁ困っていたんですけどね

まぁ上手くカーブとかを使いながら、交わせたかなと思います」


・あのカーブがほんとに効果的な球種になってますね

「なかなかこう、自信がなくて最初は使えてなかったんですけど、

思い切って使ってみたら一番有効な球になっていて

今カーブがほんとにヒットを打たれる感じがしないというかね、

まぁいい感じで投げれてる、

もちろん打たれることはあるんですけど、うん

うまく決まったら打たれないだろうなって思いながら投げれてますね」


・もともとカーブを修得したのは去年のオーストラリアウインターリーグでの武者修行研修?

「そうですねぇ」

・教わったのは誰からですか?

「本部長とかに、『行くからには一つ球種覚えて帰って来い』っていうふうに言われていて」

・鈴木葉留彦さんから?

「はい で、一ヶ月近く経っても何も覚えられてなくて、

チェンジアップなり、フォークなり、シンカーなり、いろいろ

まぁ潮さんみたいなね、」


・あ、潮崎さん

「シンカーも試したりしたんですけどw 全然うまくいかなくて

どうしよう困ったなぁ、と

これじゃ行く意味ないだろうって言って怒られるだろうなと思いながら

遊びでカーブを投げたら上手く行ったって感じですね」


・少年野球時代はカーブは投げることはあったんですか?

「いや、全くないですね

スライダーと真っ直ぐだけで野球始めてからずっとやってきたんで」


・思い切って投げてみたと先程おっしゃいましたけど、その思いきって投げた試合はいつだったんですか?

「え~と初セーブを挙げたオリックス戦?」

・あ、神戸ですね

「はい これで銀さんに

『真っ直ぐ、スライダーじゃ打たれるケースがあるからなんか変えよう』ってことで

『思い切ってカーブ使おうか』という話をしていました」


・改めてうかがいますが、カーブを覚えたことでよくなった部分はどのように感じてますか?

「単純に言えば、バッターの考える球種が一つ増えたっていうのがやっぱり大きいと思います

ストレートとが緩急が付くようになって、

空振りもとれるようになってきて、ってのが大きいかなと思います」


・元ライオンズ監督東尾修さんがよくおっしゃるんですけど

カーブを投げることでストレートか他の球種を投げると

ひじから先、前腕は疲れてくるんだけど、なんか柔らかくなる、ストレッチ効果がカーブが投げることである

とおっしゃるんですけどどうですか?

「あ~…それは考えたことはなかったですけど

ただ、カーブって一番自分の中で軸が決まって、いい投げ方しないとカーブってストライクが入んない球種なので、

そういう意味ではそのチェックの意味でも、カーブが上手く行けば、真っ直ぐも行くという

チェックポイントになってます今は」


・元ファイターズのエースの岩ちゃん、岩本勉さんもカーブの使い手だったんですけど、
カーブはあまり力が必要ないから、トータルの球数からカーブを投げた球数は引いてもらってもいいぐらいだと

「あ~…」

・だからスタミナが持つようになるんですよね、とおっしゃってるんですけど、そこら辺は感じますか?

「あ、でもカーブはやっぱり楽ですね

スライダーだとどうしても同じ腕の振りをしないとバッターに見破られるんですけど

カーブってタイミングを外れるんで、

多少緩く投げてもタイミング外してくれる部分はあるので、それは確かにあるかもしれないです」


・先発ピッチャーとして長いイニング投げるためには必要な球種なんですね

「岸さんとかカズさんにいろいろ教わりながらカーブもハワイで自主トレでやってきたんで、

そういう意味でもいろんな方から吸収しながら今は大事に使ってます」


・『とにかくマウンドでの落ち着きぶりがほんとに出てきた』と渡辺監督も絶賛されているんですけど
『投げるたびに成長しているから見ていてほんとに今の雄星は楽しい』とおっしゃっています

「ああ…素直に嬉しいですし、

やっぱり去年一年間、打たれながらも我慢して渡辺監督使ってくださったんで、

今年は少しでも違った自分を見せれればいいなと思ってたんで

少しずつそういうふうに去年の分の恩返しっていうか、

そういうのが形になって来たので

まだまだですけど、これからもっともっと勝ち星積み重ねて

我慢してくれた監督さんとかコーチ陣に恩返ししたいと思ってます」


・今シーズンの1軍初登板、稲尾和久さんの24番を着けたゲームで150km/hをボール球ですが出すことができましたよね
あれ以来、スピードへの未練っていうのはできたんでしょうか?

「ああ、もうないですね 疲れるんでやめました」

・あはは スピードへのこだわりはないですか?

「まぁないわけじゃないですけどぉ、

ここ一番で出せればいいですけど、

今はなんか150とかスピードにこだわってる暇ないというかね、

気が抜けない場面ばかりなので、今は我慢してますね」


・144試合という長丁場、どれも大事な試合ですけども特にこの終盤の優勝争い、しかも首位に立っているチームの先発ローテーションを任されるということは
特に大きな経験になっているんじゃないですか?

「そうですね ピリピリした中で、野手陣Mやってますしね

お客さんも含めて絶対優勝するんだっていう気持ちで一つになっているので

その中で先発で回れてるっていうのはほんとに財産になってますし

その中で結果も出さなきゃいけないっていうプレッシャーも楽しいですね」


・次回登板に向けて、一言お願いします

「とにかく粘り強く投げて、最終的に一点差でもチームが勝っていればいいと思うので

少しでもチームの力になれればと思います

次も頑張ります」


おわり
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