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『最高の瞬間』 ~佐藤友亮インタビュー前編

2012/ 10/ 24
                 
(2012年10月24日放送 文化放送 LIONS EXPRESSより 飯塚治アナです)


今日と明日は12年間の現役生活に別れを告げた佐藤友亮選手のインタビューをお届けします

慶應高校に一般入試で合格し、その後、慶應義塾大学から2000年ドラフト4位でライオンズに入団したんですが

慶應高校入学の際には高校受験の直前に一日平均16時間野勉強をやったそうです

最長で一日20時間、移動の電車は必ず単語帳を手に勉強しながら進学塾まで通って

プロ野球選手にならなかったら弁護士になりたかったというぐらいの勉強家ですが

04年の中日との日本シリーズでは打率.394の活躍でチームの日本一に貢献しました

ただ翌年の春先にフェンスに激突した際に左肩の脱臼と左足首の骨折という大怪我を追ってしまいました

それでも12年間、攻守にわたってチームを支えた佐藤選手

今日はインタビューパート1をお届けします

インタビューアーは文化放送斉藤一美アナウンサーです


・12年間お疲れ様でした

「ありがとうございました お世話になりました」

・引退を発表してから今しばらく経ってますけど、どのようなことを感じてますか?

「ユニフォームを着ることがもうないんだなという寂しさはありますけど、

あとは練習の手伝いをしているので身体を動かしてるんで、

その辺の違和感はないですね」


・主にどのようなことを手伝ってるんですか?

「残留してる選手のバッティングピッチャーをしたり、

トライアウトを目指す選手のキャッチボールの相手をしたりしています」


・じゃあ相当肩はできあがってますね

「そうですね 肩だけはできてます」

・あはは もうバットを握ることはないですか今のところ

「はい、バットはもう握らないです」

・打ちたくなる時ないですか?

「は、ゴルフ場に行って打ちっぱなしをします」

・あはは 道具が違いますけど

「はい」

・引退セレモニーとしては極めて異例の長~いスピーチを行いまして、
おそらくあの場にいらした方は生涯忘れないと思います
いつ考えたんですか?あの内容を

「前の日までに何を話したいのかっていうその要点だけをまとめておいて、頭に入れて

あとはその場の雰囲気で話そうかと思ったら長くなってしまいました

すみません」


・あはは いえとんでもないです しゃべり上手な方の典型というか、要点だけをまとめて完全に一語一句文章を作って
覚えて当日に臨んだわけではないということですね

「そうですね 多分飛んでしまうこともあると思ったので

言いたいことだけを頭に入れといて」


・素晴らしいですね みなさんへの感謝の気持ちが出てましたね

「すみません、感謝する人がたくさんいすぎて長くなってしまいましたけども」

・ライオンズのスポンサーの名前まで出てきた時はさすがにスタンドがどよめいてましたもんね

「あそこで『あ、長かったんんだな』っていう、申しわけない気持ちになりましたね、また」

・あはは 逆に、なってしまいましたか
我々ライオンズファンはまだ現役でプレーできると思いがちなんですけれども、
チームメイトに報告した時にはどのような反応だったか教えてください

「まぁほんとに今おっしゃっていただいたように、

『まだできるんじゃないの』と言う人はいて、

自分の気持ちといろんな人の見方が少し違ってて、

自分の気持ちではもうできないかなと思ったのが、

周りの人はできるんじゃないかと言ってくれたのが嬉しかったですね」


・友亮さんの中では自分ではそういう部分ではライオンズの力になれないとおっしゃってましたけど
思ったからこそ重い決断を下したんですよね

「はい」

・でも周りは違っていたと

「そうですね 一緒にやってた選手はもう少しできるんじゃないかって言ってくれたので

それはほんとに嬉しく思ってます」


・となると、引退するにあたって、誰かにどうしましょう、できると思いますか、できないと思いますかという感じで
相談を持ちかけたわけではないということなんですか?

「自分から引くべきじゃないかなっていうのがまず第一だったですね」

・その結論を持ったうえで、お世話になった方々へ報告したということなんですね

「はい」

・『なんでもうちょっと早く相談してくれなかったんだ』とか言われませんでした?

「言われた人もいます」

・あはは そうですよね 例えばその方に『まだできるから続けた方がいいよ』と言われたら揺らいでましたか?

「言われると思ったのでその人たちには言えなかったですね」

・我々はその方にまず相談してほしかったと切に願います

「いえいえ、いえいえ、ほんとに」

・他球団のお知り合いの方は何とおっしゃってましたか?

「え~、稲葉さんとかにも『まだまだできるでしょ?』と言っていただいたので

それがすごい嬉しかったですね」


・ライバルチームのスタープレーヤーにもそういうふうに思われてるということですもんね

「意外でしたね」

・意外ですか

「意外でした 嬉しいなというのと、

そうやって言っていただけて、一生懸命やってきてよかったなって思ってます」


・現役12年間で最も印象的なプレーを教えてください

「2005年の9月11日、怪我から帰ってきた時の、

シートノックの時に受けた声援が一番嬉しかったです」


・プレーや試合じゃないんですね

「そうですね、もうあの瞬間ですね」

・デビュー戦の開幕2番セカンドの21世紀プロ野球初安打、これがプロ初ヒット、でもないし、

和田毅から打ったプロ初アーチがグランドスラム、でもないんですね

「全くもう比べようのないものですね、僕の中では」

・度々こなして来たバスターエンドランでもないんですね

「ww そうですねw」


という佐藤友亮選手のインタビューでしたがほんとに怪我の多い選手であったんですが

一度ぎっくり腰をおこしたシーズンもあったんですけど

その際、腰の治し方は、一般の方は真似できないと思うんですが

ひたすら腹筋をして、大変な痛みが伴うのに、ひたすら腹筋をして動かすようにしたという形で治して

強行的に戻って来たと

それだけ怪我にも強く立ち向かって12年間やってきたということですね

明日はインタビューパート2をお届けしますのでお楽しみにしてください

それではライオンズの首脳陣がいよいよ明日に迫ったドラフト会議に向けまして、

編成会議を都内のホテルで行っています

一体ライオンズは誰を一位指名、あるいはどういった選手を指名していくのかという話になりますけども

取材中の文化放送斉藤一美アナウンサーを呼んでみたいと思います

斉藤さんっ!


はい 渡辺久信監督も鈴木葉留彦球団本部長も今出て来まして、お話をしてくれたんですが…

けむに巻かれました

渡辺監督は

「くじを引くの人は鈴木葉留彦本部長です」

と言ってからニヤリとしてから

「ウソです」

と言って大爆笑が起きたんですけど

「全体的に30人に絞って、その中で1位は数人

最終的に一人決めるのは明日昼過ぎに行われる最終の会議で

当然『この人が獲れなかった時どうするか』などのいろいろなシュミレーションはしている

花巻東の大谷投手はメジャー行きの希望をライオンズとして尊重したい」


と話してました

ですから獲ることはないですね、このまま行きますと

「欲しいのはまずはピッチャー

ポジションは内外野まんべんなくリストアップしている

ゲン担ぎについてはノーコメント

いろんな用意はできているよ」


とニヤリといつものように笑ってました

鈴木本部長によりますと

「一位候補は例年より少ない

東海大の菅野投手はリストに入ってない」


ようです

甲子園の春夏準優勝チーム、青森光星学院の右の大砲コンビ、

田村龍弘捕手と北條史也内野手も僕は指名リストから消し難いと思うんですよ

渡辺監督は最近

「今は子どもの頃に左バッターに転向する子が多くて

極端に右バッターが不足している

プロ野球選手にしたいのであれば、これからは右打ちのままにしておくことが大事」


と笑って、

「田村くん、北條くん、いいねぇ」

と話していたんです

後から振り返ってみると、あの一言がヒントだったということになるかもしれません

おわり
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