『残る悔しさ』 ~土井正博コーチインタビュー その1
2012/ 11/ 05(2012年11月5日放送 文化放送 LIONS EXPRESSより 飯塚治アナです)
ライオンズ今日は1・2軍での合同での秋の練習はお休みで
明日から5日連続の練習日というスタートになります
今週は今シーズン限りで勇退された前ヘッド兼バッティングコーチ土井正博さんのインタビューを特集でお送りします
バファローズとライオンズ現役20年で積み重ねたヒットは2,452本
コーチとしては清原和博さんや中島裕之選手、数々のスタープレーヤーを育てた土井さんに
今シーズンのライオンズについて、
そしてユニフォームを脱いだ現在の心境をうかがいました
インタビューアーは文化放送斉藤一美アナウンサーです
・ライオンズのユニフォームを脱いだ今、どのようなことをお考えになってらっしゃいますでしょうか
「そうですね、あのまぁ、今年ね、やっぱりできなかったね、悔いがあるっていうんですかね
西武鉄道が100年ということと、
私の野球人生が50年ということでね、
2つの僕にかけては勝負のかかった年でしたので
それはもうできるかなっていうところに、
この日本シリーズの所に出れるかなという所で滑ってしまったというね、
その悔いがものすごいあるのと、
やっぱりもう反省ですよね」
・反省ですか…何の反省ですか?
「いやもうやっぱり2年連続して最下位からね、走ったという、
それが僕にとっては納得できないっていう、はい」
・初めからダッシュしておかなければいけないという?
「そうですよね まぁダッシュできなかっても最後に日本ハムに抑えられるとこまで来ましたのでね、
0.5上にいって、勝ってるゲームを落としましたのでね
1.5になるのと、さかさまになるのは全然違うね、立場のとこにいてましたのでね
あのゲームは僕としては一番悔い残るね、ゲームだったんじゃないかなとね」
・最後の2連戦ということですか
「そうですね」
・ファイターズにはシーズン通して分がよかったはずなんですけど最後の最後でしてやられたというのはどういう部分があったんでしょうか?
「うちの方は、6月ぐらいからエンジンかかってもう精一杯の状態でね、あっこに来たと思います
んで、日本ハムの方はね、ちょっと余力を残しながら、勝ちながら負けながらというね
状態が進んで来たと思います
うちはほんまに監督が言うてるようにちょっと骨太じゃなかったっていうね
その辺のとこも追加されるんじゃないかなっていうね、
だからそういう1年やったんじゃないかなと思いますね」
・今、静かに語ってはいらっしゃるものの、土井さんの中ではかなり悔しさでいっぱいということでしょうか?
「そうですね これはもう、選手たちはよくやったっていうね、形になってますがね、
やはりやるからには1位通過ってところでね、やりたかったですね」
・CSファーストステージの3戦目、試合が終わった瞬間、土井さんはどのようなことをお考えになったんでしょうか?
「会社とも話その前にやってましたのでね、
だからもう自分の中では身を引くっていうね、
日本一になった時は考える可能性はあっても、
その他で日本一まで到達せん場合は考えるっていうとこまで来てましたので」
・日本シリーズに出たとしても日本一になれなければお辞めになるということだったんですか?
「はいそれはもう、100年ということと僕の50年という2つのあれがあったのでね、
中島も残ってくれたということもありますよね、
最初の形はそういう形でね、
で、ソフトバンクが力をだいぶん持ってかれましたのでね、
激戦になることは間違いなく激戦になるとは思ってましたけど
面白いなっていうことも言ってね
それが日本一っていう自分の中で掲げたことですから
それができなかったのでね」
・球団からは土井さんの一身上の都合、体力的な問題というふうにうかがっております
それは実際の所どうなんでしょうか
「いや、もう…ちょっとね、あの時に、血圧もねぇ、190のね、130ですよね、下が」
・いつ頃ですか?それは
「それはねぇ、ちょうど9連戦と10連戦あったぐらいですよね
ふらふらふらふらするし、ちょっとこれはということで
で、風邪も引いてましたけどね、
なんかおかしいなと今までと全然違うなっていう感じ
で、そういうね、会社にちょっと休ませてくれということで、はい」
・毎日毎日気を張った戦いの中ですから体力も使いますよね
「そうですね これはもうまぁ、それで優勝してね、日本一になったら
何もかも晴れるんじゃないかなっていう頭はあったんですけどね」
今年に懸けた土井さんの並々ならぬ思いも伝わってきたインタビュー、
明日もこの続きをお伝えします
球団の動きですが、クリス・カーター選手をウエーバー公示して放出する一方、
ブライアン・シコースキー投手がテストを受けるため、
ライオンズに合流することになりました
明日の練習から参加する予定です
おわり
ライオンズ今日は1・2軍での合同での秋の練習はお休みで
明日から5日連続の練習日というスタートになります
今週は今シーズン限りで勇退された前ヘッド兼バッティングコーチ土井正博さんのインタビューを特集でお送りします
バファローズとライオンズ現役20年で積み重ねたヒットは2,452本
コーチとしては清原和博さんや中島裕之選手、数々のスタープレーヤーを育てた土井さんに
今シーズンのライオンズについて、
そしてユニフォームを脱いだ現在の心境をうかがいました
インタビューアーは文化放送斉藤一美アナウンサーです
・ライオンズのユニフォームを脱いだ今、どのようなことをお考えになってらっしゃいますでしょうか
「そうですね、あのまぁ、今年ね、やっぱりできなかったね、悔いがあるっていうんですかね
西武鉄道が100年ということと、
私の野球人生が50年ということでね、
2つの僕にかけては勝負のかかった年でしたので
それはもうできるかなっていうところに、
この日本シリーズの所に出れるかなという所で滑ってしまったというね、
その悔いがものすごいあるのと、
やっぱりもう反省ですよね」
・反省ですか…何の反省ですか?
「いやもうやっぱり2年連続して最下位からね、走ったという、
それが僕にとっては納得できないっていう、はい」
・初めからダッシュしておかなければいけないという?
「そうですよね まぁダッシュできなかっても最後に日本ハムに抑えられるとこまで来ましたのでね、
0.5上にいって、勝ってるゲームを落としましたのでね
1.5になるのと、さかさまになるのは全然違うね、立場のとこにいてましたのでね
あのゲームは僕としては一番悔い残るね、ゲームだったんじゃないかなとね」
・最後の2連戦ということですか
「そうですね」
・ファイターズにはシーズン通して分がよかったはずなんですけど最後の最後でしてやられたというのはどういう部分があったんでしょうか?
「うちの方は、6月ぐらいからエンジンかかってもう精一杯の状態でね、あっこに来たと思います
んで、日本ハムの方はね、ちょっと余力を残しながら、勝ちながら負けながらというね
状態が進んで来たと思います
うちはほんまに監督が言うてるようにちょっと骨太じゃなかったっていうね
その辺のとこも追加されるんじゃないかなっていうね、
だからそういう1年やったんじゃないかなと思いますね」
・今、静かに語ってはいらっしゃるものの、土井さんの中ではかなり悔しさでいっぱいということでしょうか?
「そうですね これはもう、選手たちはよくやったっていうね、形になってますがね、
やはりやるからには1位通過ってところでね、やりたかったですね」
・CSファーストステージの3戦目、試合が終わった瞬間、土井さんはどのようなことをお考えになったんでしょうか?
「会社とも話その前にやってましたのでね、
だからもう自分の中では身を引くっていうね、
日本一になった時は考える可能性はあっても、
その他で日本一まで到達せん場合は考えるっていうとこまで来てましたので」
・日本シリーズに出たとしても日本一になれなければお辞めになるということだったんですか?
「はいそれはもう、100年ということと僕の50年という2つのあれがあったのでね、
中島も残ってくれたということもありますよね、
最初の形はそういう形でね、
で、ソフトバンクが力をだいぶん持ってかれましたのでね、
激戦になることは間違いなく激戦になるとは思ってましたけど
面白いなっていうことも言ってね
それが日本一っていう自分の中で掲げたことですから
それができなかったのでね」
・球団からは土井さんの一身上の都合、体力的な問題というふうにうかがっております
それは実際の所どうなんでしょうか
「いや、もう…ちょっとね、あの時に、血圧もねぇ、190のね、130ですよね、下が」
・いつ頃ですか?それは
「それはねぇ、ちょうど9連戦と10連戦あったぐらいですよね
ふらふらふらふらするし、ちょっとこれはということで
で、風邪も引いてましたけどね、
なんかおかしいなと今までと全然違うなっていう感じ
で、そういうね、会社にちょっと休ませてくれということで、はい」
・毎日毎日気を張った戦いの中ですから体力も使いますよね
「そうですね これはもうまぁ、それで優勝してね、日本一になったら
何もかも晴れるんじゃないかなっていう頭はあったんですけどね」
今年に懸けた土井さんの並々ならぬ思いも伝わってきたインタビュー、
明日もこの続きをお伝えします
球団の動きですが、クリス・カーター選手をウエーバー公示して放出する一方、
ブライアン・シコースキー投手がテストを受けるため、
ライオンズに合流することになりました
明日の練習から参加する予定です
おわり
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