『まだ骨太じゃない』 ~潮崎哲也二軍監督インタビュー
2013/ 04/ 20
「あはは なんでww」
・今日はいろいろお話を伺っていきます
「なんでも聞いてください」
・3年ぶりに現場に復帰してチームを見たとき、どのように思いました?

「う~~ん、やっぱりと言うか、間近で見るとおとなしい選手が非常に多いですね
監督、コーチがちょっと憎まれ口を叩いて、『なんだコノヤロー』っていうね、反発する選手っていうのが少ないですね」
・反発することなく、内に吸収して

「はい 黙々と練習するタイプが非常に多いですね」
・おとなしくて、優しい選手が多いなってイメージなんですけど
「そんな感じですね そのまんまですよ」
・初めての監督としてのキャンプはいかがでしたか?

「まぁ思い描いたようなものはできたんですけどもこればっかりは成功したか成功してないかっていうのは
シーズン入ってからが答えが出ると思うので今の段階としては私自身は充分満足という採点になるんでしょうかね」
・キャンプ中は監督の背番号にちなんで86本の100mダッシュを選手に課しましたけども

「ふふふ、はい」
・これは監督のお考えだったんですか?

「そうですね 僕最初にコーチになった時にね、よくやってたんですよ
ランニング本数を大体ね、16本というのをよくやってて
でまぁせっかく監督に就任したわけですからなんかやろうかなと
『昔って100本ぐらいやってたよね』ってコーチ陣との話の中で
『じゃあ100本やりますか』と話の中で
『じゃあ86本に負けてやろう』と」
・潮崎監督が現役の頃のまさに黄金期は100本は当たり前でした?
「え~と、私の時はやってません
私のちょっと前の人たちがやってたというのをず~っと聞いてたんでね、昔から
『昔は100本やってたよね』
『次の日50本と言われてラッキーと思ったら、メートル数が200mになってた』ってw
そんなん普通に平気でやってたっていう話聞いてたんで
まぁ100m86本なら普通に行けるかと思って」
・そんな中、選手たちこなしましたけど、どうでしたか?表情は
「まぁ最初にね、秋の段階でそれを言ってたもんですから自主トレの段階でよくやって来てくれてたなっていうのを非常に感じました」
・キャンプ中は監督自ら打撃投手も務めましたが

「まぁ投げる専門ですからその分に関しては何の苦にもならないんですけど
ピッチャー側から打者を見た方が専門職と言うかですね、
後ろから見るよりも前から見た方が打者の調子とかね
そういう細かい部分において、見やすいっていうのもあるんですね」
・選手の状態、調子も掴むことができますか?
「わかりやすいですね 今の俺の球をこのぐらいで詰まっちゃうのかとかね、
結構力入れたのに簡単に打ち返したなとかっていうのとかね
細かいこともわかりやすいので
結構投げたいなっていうのがあったんですよね、キャンプ中は」
・今年のチームスローガンは骨太ですが、選手たちの骨太感は監督から見てどうですか?
「う~ん…今の所ちょっと…少ないかな骨太の人間は
少ないと言うか、骨太じゃない人間が多いですね」
・と言うと?

「あの~なんて言うんですかね、うまい開き直りができない選手が多いですね
失敗したとか、監督やコーチに怒られたっていう時に
なにくそっていうんじゃないですけど、シュンとなる選手が多いですね」
・落ち込んでしまう選手が多いと
「そうですね 取り返してやろうとかそういう前向きな反省っていうのができない選手が若い選手には多いですね
ある程度のベテラン選手の方がそういう気持ちの面では強いですね」
・そういうメンタル面の強さは
「やはり年数とともにできてくるものなのかでも根性あるやつっていうのは
今いないですけど中島なんかね、入団当初から負けず嫌いの所とかね、非常に発揮してたんで
意識的に変えていかない限りはなかなか骨太にはならないでしょうね」
・チーム内でも競争ってありますよね
「もちろんですよ 競争社会ですからね」
・そういう面でのライオンズの選手ってどうですか?

「う~~ん やっぱりね、ポジションごとにみんな仲がいいんですよねぇ…
まぁ僕まだ何ヶ月かしか選手と接してないんで、深い部分においてちょっとわかんないですけど
見てる限りではキャッチャーならキャッチャー、内野手なら内野手っていうのがね、仲いいんですよねぇ」
・その仲の良さってライオンズのいい所だと思うんですけどどうですか?
「やっぱり一軍で、レギュラーでっていうんであれば、僕はいいと思うんですけど
やっぱり二軍っていうのはポジションが確立されてないんですから
人よりも多く練習して抜けていかないといけないっていうね、思いがあれば
そんなに私生活までね、べったりっていうのはちょっと違うんじゃないかなっていうような気はしますけどね」
・もう少し貪欲さとかもあっていいのかなと思いますか
「そうですね、もっとガツガツとポジションをね、奪い取ってもらいたいという所はありますけどね」

・今後そこら辺には期待ですね 潮崎二軍監督の手腕にかかってますけど
「いやいやいや…僕も新米なんで、研修中なんでwこれからちょっとやっていきたいと思います」
・しかし渡辺監督が一軍、潮崎監督が二軍って豪華ですよね たまらないですよ、ライオンズファンは

「そんなことないw でもOBで固めてますからね
結束は強いと思います」
・潮崎監督を見に来たいファンの方もたくさんいると思うので

「…ええ?…あの~そういう方はお越しくださいという、はい」
・最後に今シーズンの目標とメッセージをお願いします

「初めてこういう立場になりましたから自分自身一生懸命やるのはもちろんですけど
一人でも多く一軍の優勝争いの中に選手を送り込みたいというのが一番大きな目標で
それに対しては貪欲に私どもも一生懸命サポートしていきたいなと思っております
グラウンドに来てください
よろしくお願いします」
・ありがとうございました 私たちも骨太な声援で選手たちを応援していきたいと思いますので
「お!ぜひよろしくお願いします」
おわり
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