『栗山巧 不変のスタイル』 後編
2013/ 06/ 22続きです









こうした状況判断を栗山選手は2番バッターで磨いてきました
・状況の見極めが出塁率にも繋がっているわけですよね?

「そうですね 四球は仕方ないっていう場面ってあるんですね
そこで必死になって打ちに行ってもなかなかヒットにならないので
そういった時は相手の土俵ではあえて勝負しないようにしますね

一歩引いた感じでその打席を見る
そうする時は大概、四球とれますけどね」

4月11日のロッテ戦 1点リードで迎えた7回表2死一二塁

フルカウントからファールを続け、ヒットが出ないと見るや、11球目に四球でチャンスを選ぶことを選択しました

「この場面は自分の力を考えたら、少々ボールを打ちに行って決めれる場面じゃないなと思ったら
ちょっと気持ち的に一歩引いた場面で打席の中では勝負しますけどね」

この卓越した状況判断が高い出塁率に繋がっていたのです

2番での経験はもう一つの役割にも影響を及ぼしていました

・2番の経験はキャプテンとしての経験にも?

「活きてきますよ!
2番っていうのは、あんまり注目されがちじゃないですけどこれ大変な仕事ですよ
チームとして監督コーチがこうやって行こうと言った時に、僕が違った方向を向いて野球できない
その流れに沿った中でやっていかないかんので

でもそれは2番の時もその状況に応じてやってきたので慣れてるっちゃ慣れてるんですけど」

2番という打順でつなぎ役に徹してきた経験から自己犠牲の精神も身に付けていたのです

そんなキャプテンの姿を象徴する試合があります

4月28日の楽天戦 この時キャプテンの自己犠牲を目にしました

7回11点リードの西武はなお1アウト2塁のチャンス

打席には栗山選手

サイクルヒットへ大量リードでHR狙いの許される場面

何と栗山選手は自らの記録を捨て、ヒットによる得点を選んでいました

「お客さんもいっぱい入ってましたしね、一発狙っても十分いい場面だったんですけど

あ~これはしっかりヒットを打ちにいかなアカンと思って

まぁキャンプからつなぐってことをやってましたからね」
・つなぐ意識だったからこそあそこでセンター前ヒットだった

「そうですね つなぐっていうのは一人でも自分勝手なことしだしたらもう成り立たないですから
皆がそういう意識持つから相手バッテリーは『あ~ライオンズ打線嫌やなぁ』と思うんであって」

この時栗山選手はキャプテンとして、チームが勝つために進むべき方向性を示したのです
・若いチームっていう今のライオンズにおいて、栗山さんの3番、キャプテンとしての役割ってより一層チームが上がっていくのに重要なポジションですよね

「そうですね だからまぁここからはっていう言い方は変ですけど、シーズンも中盤に差し掛かってきて大事なのは
次は背中で引っ張っていく
自分の成績も上げて行ったら、チームの成績もば~っと上がって行くわけですから

自分のプレーにしっかり集中してやっていくっていうのがこれから重要になっていくんちゃうかなぁと感じますね」






勝利へ突き進みます
おわり
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コメント
丁寧な記事アップ、ありがとうございます。
また是非よろしくお願いします!
2013-06-23 14:44 kochin
こんにちは♪
そしてこちらからお久しぶりです。
いつも書き起こしお疲れ様です☆
ゲッスポこちらでは見れないのでとても有難いです(^ω^)
ありがとうございます♪♪
2013-06-24 11:21 nonko
管理人のみ閲覧できます
2013-06-25 01:11
やすぅさんへ
コメントありがとうございます。
クリのこのイケメンっぷりを改めてお伝えしたくてまとめてみましたw
キャプテンになる数年前からキャプテン待望論が出ていたクリ、今や名実ともにチームの中心選手ですね。
いろいろと背負うものが大きい中、本当に今とても大変な時期だと思いますが、その中でも結果を出している。
ツイッターなんか見ててもファンの「さすがキャプテン」なんて言葉をよく目にします。
そのキャプテンシーは誰もが認めるところ。
これからもチームをファンを引っ張って行ってほしいなと思います。
2013-06-25 02:01 甘口獅子
kochinさんへ
コメントありがとうございます。
少しでもテレビの内容に近いようにupしてみました。
喜んでいただけたようで私としてもとても嬉しいです。
こちらこそこれからもよろしくお願いします。
2013-06-25 02:11 甘口獅子
『L'oiseau Blue*』管理人nonkoさんへ
コメントありがとうございます。
こちらこそいつも大変お世話になっております。
もう本来ならドーム焼の5個パックをクール宅急便で送らないかんぐらいですがw
んでまさかのこちらへのコメントに思わずのけぞってしまいましたw
ゲッスポは深夜枠に置いとくのはもったいないぐらい結構いい作りのドキュメントやられてるのでもっと全国区で早い時間にやれば見る人いるんじゃないかなぁと思います。
地方局じゃないんだしせめて全国展開してほしいですよね。
関東ローカルであることを知って、これは見られない地域の方にこのイケメンっぷりを広めなくてはと勝手な使命感に駆られまとめてみましたw
読んでくださってありがとうございました。
2013-06-25 02:35 甘口獅子
megumi☆さんへ
コメントありがとうございます。
はい、実は大変でしたww
お気づきのように書き起こしというより映像起こしがかな~り時間がかかりまして。
15分の内容を文字にするのはそんなでもなかったのですが(今のテレビって発言がそのままテロップになったりしますからね)
映像をキャプにした時にちょっとタイミングずれるとクリの男前なお顔がとんでもないことになったり、ぶれまくったりするので何度も撮り直して、縮小して、場面に合わせて貼っていって…
編集(起こしに色付けたり、キャプ画を貼ったりすることを私はこう呼んでるんですけど)にかなり時間を要しました。
でも球場行く前に終わってよかったです。
それにこんだけ時間かかっても「もうイヤ」とは思えないんですよね。
もっとテレビ系もやりたいなぁと思いつつ、なかなか時間がないなどとダメな大人の典型のような日々を送っています。
>若い懐かしいクリの映像
まさにここですね。
私が今回この番組を起こそうと思った理由は。
この懐かしくも昔から変わらぬイケメンっぷりを全国のクリファンに見てもらいたと思い、時間がどれだけかかってもやり遂げようと思ったのでした。
思えばmegumi☆さんが弊ブログにコメント寄せ始められた時はクリの髪は長いのと短いのとどちらがいいかという千代さんのレポで、そのレポもmegumi☆さんの意見からでってことありましたよね。
今回のクリの少し長めの茶髪を見て(あの時より少し前ですよね、この写真は)
でもmegumi☆さんのことを思い出しましたよ。
投げ入れのヒロインは私は自宅で見てました。
あの時も球場すごく盛り上がりましたね。
私ももちろん実行しています。
というより、ボールにあんまり興味ないと言いますか。
土曜日の試合でね、もうファールボールにみんなすごく突進していくんです。
子どもとかも「いやもう全然方角違うよ」ってとこも追いかけていくし、
そこはまだわかるけど、大人の方ももうなんかラグビーのトライのように床に這いつくばって捕ったりしてるし。
「実はボールの中に現金が入っとるんやろか」と思わずにいられないほどの白熱っぷりでした。
大人が子どもを押しのけたり、立ってる子どもに「おい、お前見えね~よ」とかきつい言葉を投げかける大人がいたり、ちょっと嫌な雰囲気がありました。
今一度クリの言葉をかみしめてほしいなと思います。
あはは 私を見つけるには半端ない「ぶさめんレーダー」を駆使しないとそう簡単には見つからないかもですww
でも探してくれてありがとうございます。
2013-06-25 02:57 甘口獅子