スポンサーサイト

--/ --/ --
                 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
                 
        

『やったぜ!カーター』

2013/ 06/ 23
                 
(2013.06.22 FM NACK5 『SPO-NOW』内のコーナー『聖'sフォーカス』より
小笠原聖アナの書いたコラムの朗読を書き起こしました)
         先日の記者会見。

その主役はまるで高校生ルーキーのように満面の笑顔で会見に臨みました。

クリス・カーター内野手30歳。

早速、昨日のオリックス戦で久しぶりに西武ドームの打席にも立ちました。

そんなカーター、昨シーズンはひざの手術で出遅れ、結局シーズン59試合の出場

打率.294、HR4本、打点27の成績でシーズン後に退団。

そんな中でも、僕には印象的な場面がありました。

昨年春のオープン戦、東京ドームで僕たちNACK5のメンバーがカーターに初めて挨拶をしたときのこと

礼儀正しく挨拶をしたカーターは、すぐに逆質問をしてきました。

「みなさんはライオンズにどんな印象を持っていますか?」

スタンフォード大学出身の真面目で研究熱心な性格に今までになかった助っ人の姿を見ました。

そして迎えた昨年7月1日、西武ドームでの北海道日本ハム戦

7回、サウスポーの宮西から放った来日初ヒットが初打点

その日サンデーライオンズの実況をしていた僕は思わず

「やったぜ!カーター!」

と叫んだのでした。

しかし、思うような成績を残せず、ライオンズを去ったカーター

そんなカーターの近況を僕が耳にしたのは

今シーズンが始まって間もない頃、

「カーターが石川にいるらしいよ」

驚いて独立リーグ、BCリーグの石川ミリオンスターズのHPを見ると、確かにカーターの名前がありました。

そして、ある記者さんは言いました。

「カーターはライオンズに戻るために石川に入って頑張ってるんだ」

しかしそれまでも苦難の道のりでした。

ライオンズを退団し、アメリカに戻ったカーターは一度は野球選手としての道をあきらめ

ジョージア州アトランタでマーケティングの仕事に就いていたんです。

一日12時間の仕事

「このまま野球ができなくなるのか」

という思いの中、2ヶ月が過ぎた頃、BCリーグの石川からオファーが届きます。

家族をアメリカに残し、単身石川で始まった生活

アウェイの試合での移動や、球場の設備の違いに戸惑う中でカーターを支えたのは

「NPBもBCリーグも戦う選手の気持ちは同じ」

ということでした。

そして「石川でプレーしながらいつも気になっていた」というライオンズのこと

「来日し、ライオンズでプレーしたことで野球人生が変わった」

と振り返るカーター。

BCリーグでは29試合で打率.341、HR3本、打点17、出塁率は.487という驚異の成績を残しました。

それと同時に弱点だったひざの周りの筋肉をトレーニングし、納得のいく状態に仕上げました。

そんな時に届いた「戻って来い」という報せ。

その喜びをカーターは会見の冒頭、嬉しさを隠しきれないという表情で

「タダイマ」という日本語に込めました。

その会見の4時間前、西武ドームのグラウンドで練習するライオンズの選手たちに挨拶をしたカーター

真っ先にヘルマンが駆け寄り、二人は抱き合って再会を喜んだといいます。

その一方で昨日、オーティズが戦力外通告を受けました。

これが勝負の世界の厳しい現実です。

そんなカーターの人柄は、入団会見の後にも表れていました。

マスコミ各社の記者が周りを囲むと、どちらからともなく一人一人と握手を始めたのです。

去年の覚えた日本語「オツカレチャン」を繰り返しながら

まるで同窓会で何十年ぶりに親友に会ったかのようにみんなと笑顔で握手を交わすカーター。

わずか一年、しかも半分を怪我で棒に振りながら

これほど周りに愛された外国人選手も珍しいかもしれません。

律儀な性格らしく、ファンへのメッセージを聞かれ

「ライオンズに戻れて、そしてライオンズのオウエンダンにまた会えて嬉しい」

と答えたカーター。

この日20分ほどの会見で「very happy」という言葉を何度繰り返したかわかりません。

昨年の2番から新たな背番号10を背負うクリス・カーター

おかえりなさい。

そしてまた僕に「やったぜ!」と言わせてください。

おわり

(にほんブログ村さんに参加しています)
にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト
        

コメント

        

泣きました(T ^ T)
カーターおかえり!!!!!
こんなにライオンズ愛のある選手って珍しいんではないでしょうか。
才気あふれるポパイ!応援します(≧∇≦)
お疲れ様でした。
甘口さん、カーターの記事、ありがとうございました。もう泣けますね。ここまでライオンズを愛してくれるのは嬉しい限りです。
今日の試合、見に行かれてたんですよね。お疲れ様でした。見所の多い試合でしたね~。カーターの打点に、鬼ちゃんの打点に初盗塁。勝てる試合でしたが、負けなくて良かったですね。投打が、段々噛み合ってきましたかね?明後日から楽しみです。
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
ひろちゃんへ
こんばんは。
コメントありがとうございます。

カーターは短期間でライオンズファンの心をがっつり掴みましたね。
そしてカーター自身、奥さんも、短期間でライオンズをがっつり愛してくれました。

ここまで「情」にあふれる外国人選手も珍しいかな。
いや、「外国人」なんてフィルターで見ること自体変ですよね。

ほんとに戻って来れてよかった。
あとは思う存分、チャンピオンまで駆け上がってほしいです。
ろんさんへ
コメントと労いありがとうございます。
日曜日5時間以上でしたが不思議と長く感じなかったです。
9回2死からが特に手に汗握る展開で、もう気が付いたらぐぐっと前のめりになって見てましたw

11回の同点になった場面では思わず立ち上がって3塁コーチャーのように腕をぐるぐる回して「まわれ~」って叫んでしまいましたw
ほんとに負けなくてよかったです。どことなく押されてる感じがありましし、追いつかれて逆転された後よくまた追いついたと思います。
投打も完全にとは言えないけれど徐々に噛み合ってきてると思います。
もう一押しでチームは波に乗れるはず。
今日からの楽天戦。ます繋いで繋いで田中投手を攻略してほしいですね。
瑞雲さんへ
こんばんは。
コメントありがとうございます。

カーターほんとに戻って来てくれましたね。
この報せに鳥肌を立てたライオンズファンは多かったことと思います。
もちろん私もその一人です。

復帰後初安打、初タイムリーも出ましたし、また一つ歩みを重ねましたね。
これからまたライオンズはきっともっと厳しい状況に立たされる場面が出て来ると思います。

クリ一人にかかりがちな負担を別の角度、別の言葉で和らげてくれればなと思っています。

日曜日の試合でのスタメン起用から打席に入る時、そしてタイムリー。
ドームは割れんばかりの歓声でした。
これでもしお立ち台だったら…私の涙腺もやばかったですw
お疲れさまでした♪
6月23日、観戦お疲れさまでした!
私も1塁側で観戦しました♪
結果は・・・まぁ引き分けということで。
甘口さんと勝利の瞬間はまたまた共有できませんでしたが、一歩前進?ということで、次回こそは共有できると信じています。笑。

12回裏まで観戦するのは初めてだったので、選手にとってもファンにとっても非常に疲れる試合ではあったんですが、個人的には秋山選手の3塁打×2も11回表のファインプレーも観れたので嬉しかったです。
正直、11回表のダイビングキャッチは、取って!と強く願ったけれど、あの距離と高さでは無理かも・・・と一瞬頭をよぎったので、キャッチした瞬間はまさに惚れ直しました!!!
それに、あの守備で一気に流れを引き戻したからこそ11回裏の同点劇があったと思うので、そういったワンプレーの影響力の大きさを改めて実感させられました。
勝利できればなお良かったんですが・・・。
(せめて12回裏、もう1度秋山選手に打席がまわって、ヒーローになって欲しかったけど、これが野球なんですよね。)

勝てる試合で勝ちきれなかったのはもちろん悔しいけど、11回裏の攻撃は勝利への執念が久しぶりに観れた気がしたんですが、甘口さんはいかがでしたか?
また、涌井投手がゲーム終盤にブルペンで投球練習していたのも、まさに全員野球!という感じで印象的でした。
もちろんカーター選手の復帰後初ヒット&初打点にも大興奮でしたよ!

さて、23日の試合を観て思ったんですが、近いうちにチーム状態が上がっていく気がします。
うまく説明できるほどの根拠は何もないですが、インスピレーションで!
『美歌の徒然ブログ』管理人micaさんへ
こんばんは。
コメントありがとうございます。

6月23日お疲れ様でした。
あれ!1塁側でしたか。
9回表2アウトの場面、私はついに今日こそmicaさんと勝利の空間を共有できるかと思い、3塁側にいらっしゃるであろうmicaさんにエアハイタッチをしようと3塁FV辺りを見つめていたら
「どぎゅううううん」て感じでイデホのHRが…。
いやぁ打った瞬間でしたね。
一瞬目の前が真っ暗になりましたわ。

秋山選手の11回のプレー、すごかったですね。
あのファインプレー私も「抜けた」と思いましたよ。
それをよく捕って、でも平然とした顔で引き揚げてきましたね。

捕った後に大きな拍手、そして戻ってくる時にまた大きな拍手。
そして11回の「頑張れ~」の声援の大きかったこと。
きっとあれは秋山選手の耳元に届いたと思います。
んで同点に追いついた後、またドームは大きな拍手に包まれましたね。
あの拍手は秋山選手だけに向けられたものではないけど、突破口を開いたのは秋山選手の3塁打。
いやあ~ほんとに1プレーでファンを熱狂させる選手ですね。

>これが野球
って書かれてますけど、ほんとそうだと思うんです。
いろんなことが積み重なって、うまくいくとこいかないとこあって、結果としては満足できない、人によっては疲労感だけが残るって人もいるんでしょうけど、これが野球だし、そこがまた面白いと私は思ってます。

序盤のリードを守れなかったのはもちろん悔しいけど、11回の攻撃とその球場の雰囲気は今これを書いてても感動がよみがえります。
それぐらいチーム全体で勝ちに行こうとしてたのが感じられました。
私としては「いい試合が見られたなぁ」という満足感がすごく残るゲームでしたね。

でも9表のイデホのHRはほんと座ってる椅子の上でさらにへたりこむぐらいのショックでしたけどねww
「はぁ勝利の共有遠いなぁ」としみじみしてましたw

チームは今ちょっとなんとなく固い部分があるかなぁというのが私の感想です。
でもここから上がって行けると思います。
それぞれに当たりは出てますしね。
なにかひとつ大きなきっかけがあればと思います。

でも現地で見たインスピレーションって結構当たったりしますよね。
その場にいたものだけが感じられる雰囲気、私もmicaさんの感性を信じたいと思います。
そして次こそは勝利の空間の共有を!

私は次は27日の県営大宮、そして週末のドームロッテ戦、いずれも3塁側へと向かいます。
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
        
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。