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『同じ思い』 ~2013年ベストゲーム 2013.8.18 対東北楽天17回戦

2013/ 10/ 20
                 
今年は1・2軍合わせて61試合観に行きました。
         1軍公式戦
西武ドーム39
県営大宮2

東京ドーム2
神宮1
Kスタ3
ほっともっと神戸1
京セラドーム大阪2
札幌ドーム1

2軍公式戦
ロッテ浦和2
県営大宮1
市営浦和1

1軍OP戦
西武ドーム1

2軍教育リーグ
ロッテ浦和1

クライマックスシリーズ
西武ドーム3

オールスターゲーム
神宮1

振りかえってみるといろんな思い出があります。

東京ドームで見た野上のフォームのぶれなさ

ミニキャンプから戻ってきた岸の復活マウンド

なかなか調子の上がらなかった涌井

まさかの西口の最短KO

十亀の一安打完封

神宮での牧田の好投

好調の菊池がKOされた巨人戦

なんだか思い出されるのは投手についてが多いですねw

相手チームのすごいプレーも見ました。

陽岱鋼のスーパーキャッチ

バレンティンの9回2アウトからの同点HR

他にもたくさんありますが挙げるとキリがないのでこの辺で。

その中で一番印象に残った試合について書きたいと思います。

それは2013年8月18日

西武ドームでの対東北楽天17回戦です。

この日は私の会社の夏休み最終日でした。

11月23日(ファン感の日ですね)が休みかどうか

そして夏休みがいつからいつまでか

その期間はライオンズはどこで試合をしているのか

ここ数年、会社の年間休暇予定が配布されるとまず確認するのはその2つです。

去年は関西遠征期間でしたが

今年は西武ドーム6連戦。

ちょっと遠出したいなと思っていた気持ちとは異なることになってしまいましたが

6人の先発ローテ投手を西武ドームで最初からじっくり見るのもいいなと思って

6連戦のチケットを購入しました。

8月13日、序盤で涌井が乱れ、終盤増田がつかまり5-9で敗れます。

8月14日も6回にホークスに7点とられて大敗。

8月15日も6回に8失点で大敗。

まさかのホークス戦3連敗。

この日、私の前に座ってたおっちゃんもさすがキレました!

「3日間、同じやられ方じゃないか!

頭下げてでもウィリアムスやサファテに投げてもらえばいいんだ!」

やり場のない怒りを私にぶちまけて途中で帰っていかれました。

でもおっちゃんは手に大きな笑顔のナカジうちわを忘れないようにしっかりと握りしめて帰りました!

憎めないおっちゃんでした。

8月16日ついに無敗田中将大投手登場。

記録がかかってるということで1塁側には楽天ファンがたくさんでした。

連勝を止めるのはライオンズしかないと思ってましたが

んまぁ遠目でもすんごい球投げてました。

ああいうのを「重い球」というのかと。

ラジオ聴いてても実況も解説も選手コメントも

「マー君はピンチになるとギアが2つも3つも上がる」

と景気の悪い話ばかり。

見てるとそうなのかなぁと思えてきます。

実際ランナー出して主軸に回ると球速が上がるし変化球も良く落ちます。

ライオンズ先発野上もよく粘ったけど結局は1-3で敗戦。

「あれ?この夏休み一つも勝てない展開?」

ちょっと焦ってきましたw

8月17日リードの展開も9回にまさかの枡田にHRを打たれて追いつかれるも

直人が四球を選んでガッツポーズで出塁し、浅村の2塁打で本塁狙うも憤死

でも気合の入った本塁突入が伝わったのか大崎のサヨナラタイムリーで連敗ストップ。

やっと一つ勝てました。

そして迎えた8月18日

この試合、球場には「今日負けたら8月とは言え優勝はかなり厳しい」という雰囲気があったと思います。

試合はここ数日いつもやられていたビッグイニングを2回に作りながらも

先発が粘れず、中継ぎは崩れる

しかも終盤に楽天に出た2本の3ランは試合を諦めてもしかたない要素でした。

前日サヨナラ勝ちしてるとは言え、あれは同点にされた後引き離した試合だし

サヨナラなんてそう毎夜起こるわけもありません。

しかも9回表を終わって3点のビハインドでした。

球場にいた人の中には私と同じく夏季休暇の最終日だったと人も多かったのではないでしょうか。

明日からの仕事、しかもしばらく休んだあとの仕事初日のだるさなんかを考えると

早めに帰宅して静養した方がいいのかもしれません。

それでも最後まで球場に残っていた人はまだたくさんいました。

この日の公式発表の入場者数が21,689人

途中でもし1/4の方が帰られたとしても

15,000人ぐらいのファンが残っていたと思います。

そのうち1/3をホークスファンとして、あの時、西武ドームにいることのできたライオンズファンは1万人ぐらいでしょうか。

その1万人の中には逆転サヨナラを信じて見てる人もいただろうし

お金を払ったんだから最後まで

来たからには最後まで

という人もいたかと思います。

私はこの日1塁側の内野自由席にいました。

おとといと違ってかなり空席の目立つ内野席には

1塁側とは言え、ライオンズファンもたくさんいましたが

さすがに8回表が終わると席を立つ人も多く、

残ってるファンもなんとなく見てるような感じで

背もたれに肘をかけて

「どうしようもねぇなぁ」

と言わんばかりに身体を斜めにしては頻繁に足を組み替えながら見てる人などもいました。

9回裏、先頭の大崎がレフト前で出塁してもその雰囲気は変わりません。

しかし次の打者、代打熊代がセンター前ヒットで出た時が

静かながらも空気が変わった瞬間でした。

そして次の炭谷がライト前ヒットで出た時、

「今日も勝てる」という雰囲気に確実に変わったと思います。

鬼崎が押し出し四球を選んで2点差

ヘルマンがライト前に運んで1点差

次の直人は併殺打に終わったけども

最後に栗山が打った当たりは、

今季何度か見たサヨナラの打球と同じく

ゆっくりとスローモーションのようにライトへ飛んでいきました。

12-11で連打のサヨナラ勝ち

首の皮一枚繋がったのはお立ち台に立った栗山のうるんだ眼にも表れていたと思います。

明日から仕事がある人

この日、仕事が終わって駆け付けた人

明日も休みの人

いろんな人がいるんだろうけども

最後まで勝利を信じて待っていた1万人のライオンズ好きに

勝利の女神がくれた真夏の夜の小さくも大きなプレゼント。

私の今年の夏休みはこうして終わりました。

そしてこの試合が私の中で一番思い出に残った理由がもう一つあります。

9回裏、連打が続いた時、数少ないながらも1塁側にいたライオンズファンの中に

「動かない人」がたくさんいたからです。

熊代がヒットを打った辺りから

今までなんとなく見てたっぽい人たちも

身動きをあまりしなくなったように思えます。

緊張してるとかではなくて

もしかしたら

「自分が動くことでこの流れが切れてしまうんじゃないか」

「今と同じ姿勢で見ていればこの流れは変わらず、逆転できるんじゃないか」

と『小さな願掛け』をしていたのかなと思います。

さっきまで何度も足を組み替えていた人も背もたれに寄りかかる姿勢は変えなくても

身動きはしなくなっていました。

私も同じ気分で

21時を過ぎてラジオの中継は終わってしまいましたが

右手にラジオを

左手に携帯を持ったままの姿勢を崩すことができませんでした。

一人の小さな行動が試合の勝敗を変えることなんてありえないんだけど

どんな小さなことにもすがりたい

もしそれでチームが勝てるなら

って思うのがファンってものだと思います。

そして私がこの『小さな願掛け』を確信した場面がありました。

それは直人の併殺打の場面

それまで炭谷のとこからずっと続いてた応援団のチャンステーマ4は

この直人の時だけ違うチャンテ(2でしたっけ?)に変えたのですが

直人が併殺打に倒れてからはすぐにチャンテを4に戻しました。

わすかな変化が結果に繋がることを感じた応援団の

『小さな願掛け』だったと思います。

そしてサヨナラの瞬間、すべての願を解いたかのように周りのみんなも一斉に立ち上がったのを憶えています。

試合後、お立ち台で栗山は「信じてくれたファンが嬉しかった」と言いました。

願掛けの部分は私の妄想にすぎません。

でもそれも含めてあの日あの場にいた1万人のライオンズファンは

きっと信じていました。

最後は勝つことを。

まだ今年のライオンズは終わらないことを。

そしてそれを叶えるために自分の小さな動きを制限した人がいました。

言葉を交わしたわけじゃないし、確認したわけではもちろんありません。

でもあの夜きっと同じ思いで試合を見ていた人がいたと思います。

それを感じたこの日の夜は

私にとって一つのサヨナラ勝ち以上に今季一番大きく印象に残る試合となりました。

Lビジョンに流れる監督のインタを見て球場のゲートをくぐった時はもう22時近く。

帰宅するともう23時ぐらいなるでしょう。

明日からの仕事かったるいなぁ。

と口にはしてみたけど

その気持ちは

「まだ行ける」と確信した喜びにかき消されました。

この試合が私が今季見た中でのベストゲームです。

おわり
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コメント

        

キャプテン栗山
いつも更新ありがとうございます!

わたしも今年見に行ったベストゲームは間違いなく栗山のサヨナラです。
連戦で見に行って、大崎のサヨナラを見たら友達が「明日も来ようか」と言ってくれて2日間見に行ったんですが、あんな劇的な勝利とは思いませんでした。

三塁側内野自由にいましたが、後ろに座ってたカップルと立ち上がってチャンテ4を熱唱し、甘口さんおっしゃるように休んだりしたらこの流れが終わる気がして必死にぴょんぴょん飛びました笑

近くにいたうんちくのうるさかったオジサンも「もしかしたら行けるかもしれない!みんな大きな声で選手に力を送ろう!」と一つになって応援してました笑

栗山が打って、ホームがセーフの瞬間涙が止まらなくて、うんちくオジサンを誰より疎んでいた友達がオジサンと抱き合って喜んでました。

やっぱりライオンズは不滅の獅子だと、ファンであることがほこらしかったです。

渡辺監督大好きだったので退任残念ですが、強いライオンズの礎築いてくれた人だと後々言われるような活躍してほしいですね!若手には。
同じ気持ち。
 甘口さん、こんにちは。気持ちが凄く伝わってくる文章をありがとうございます。一緒ですね~。私も、試合がある時には、小さな願掛けみたいのをしてしまいます。勝っている時は、同じ曲をずっと聞くとか。リストバンドを同じ位置にはめるとか。テレビ観戦をしていても、緊迫している時は動けなくなります。正に甘口さんの仰る通り、動いて、何かが変わったらと思ってしまうんですよね。
球場で見ていたら、その思いは倍増だと思います。そして、見知らぬ者同士が、その雰囲気を共有するのも生観戦の良い所ですよね。
夏休みは
土日もナイトゲームになるので、大変ですよね。
8月18日、私も見てましたが、
「翌日朝一の新幹線で、ちょっと遅刻して職場直行」という日程でした。
途中で帰りたくなりましたが、最後までいてよかった~~。
        
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