『もっと荒々しくてもいい』 ~石井一久インタビューその1
2013/ 10/ 24(2013.10.23 LEX 飯塚アナ)
伊原監督から10分ほど訓示
「プロ野球選手である前に社会人たれ」と言う話を中心に
選手も真剣なまなざしで聞いていた 西武ドーム全体がピリピリとした空気になった
練習については監督も 「1週間ほど休みだったので体を起こす作業 この3日間は軽め」ということで
ランニング、キャッチボールで切り上げ
練習後の監督 「普段通りでね、10年前となんら変わらない あの時は若かったし高揚感もあったけど
今は平静で、普通にオヤジが子どもに諭すような、
こういう所じゃないとって所も冷静に入れた
ファンは額に汗をかいて、その貴重なお金でチケットを買って、球場に入ってくるんですよ
だらだらしたユニフォームとかね、髭面とか、長髪とかをお客さんは見に来てるんじゃないんだ
中村の豪快なHR、涌井の150km/h、そういうプレーを見に来ているということを話しました」
軽めの練習なのに栗山が 秋山に「ロングティーやるんちゃうんか?」
浅村には「ショート守るんちゃうか?」とあおったりといつもの通り和気藹々
インタは石井一久全3回のうちの1回目
・は飯塚アナ
・22年間お疲れさまでした
「ありがとうございました」
・引退ということで肩の荷が降りました?
「なんだかんだ僕も戦っていたので 結果が出る仕事が大変か大変じゃないかはわからないけど
パッとね、成績で判断される職業なのでその辺は見栄えはよくしないとなってのは常に年々思ってました」
・22年という長さについて
「長いっすね 無理矢理やった感もあったけど、
落としどころとしてははこの辺かなと思ってたし
長くやりすぎてるなってのも年々思ってたので いい区切りかなと思います」
・入団当初はどれぐらいやりたいとかありました?
「僕、18歳からに入った時に、 30ぐらいの人がすげ~おじさんだなと思って
こんな人でもプロ野球にいるんだと思ってたのが
自分が40なんで、その頃のことを思い出すと ルーキーの高校生とかは 僕のことどう思ってるんだろうなって
自分がそう思ってただけに感じますね」
・あはは ちなみに菊池雄星にそういうことを聞いたりとかは?
「ないですけど、ふとした時に雄星は僕の1年目は何歳かなと思ったら
『22年前はカズさん、僕生まれた歳です』って言われて
今まで22年ってそんなに重たくなかったんですよ、自分の中では数字的には
でも雄星がここまで一人分育ったぐらい僕野球やってんだなと思うと すごい頑張ったなと思います」
・引退の決断の要因は?
「常に辞める辞めると言って来たけど プロとして通用しなかったら辞めたいなと思ってたんで
たまたま去年10勝したのでもう一年やったけど
去年でもこういうタイミングだったら辞めてると思いますし
何の悔いなくできてたんで いつでも現役からは退く気持ちでいました」
・ルーキーの年から日本シリーズで先発、10代の頃の第一線だった石井一久は今見るとどんな投手?
「ちょっと荒々しかったですね、いい意味でもなく 荒々しかったなと
そう考えると雄星なんかすごくまとまった、完成されつつある投手だと思います
でも僕は雄星は友達なんで、もっとなんて言うんですかね、
あんなすぐまとまるんじゃなくて、もっと荒々しくてもいいんじゃないかな
もっとマウンドで暴れてもいいんじゃないかなと思います」
・若い頃はストレートで押して、ノーノーも達成して、当時はマウンドで打たれる気がしなかったこともあった?
「現役中2年間ぐらい、負ける時もあったけど、自分が必ず試合を支配できるっていう年があったんで
ファンの方には怒られるかもしれないですけど
今日は勝ちたい、勝たないといけない時が年間何試合かあるんで
その2年間に関しては今日勝ちたいと思えば勝てたし
他の20年間はそれなりに勝つのに苦労したし それだけ練習をやってきたつもりです」
インタは金曜に続きます 明日はドラフトレポです
おわり
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