『考えて、工夫して』 ~石井丈裕コーチインタビュー
2013/ 12/ 01(2013.11.29 LEX ・は一美さんです)
・2011年以来のユニフォームとなりました 今のお気持ちは?
「12年と13年の途中までずっとアカデミーの方でお世話になったんですけども」
・少年に教えるということですよね、野球を
「そうですね 小学校1年生から6年生までをやってきたんですけど
一番身近なファンじゃないですか
そことずっと接してやってきたので、すごくライオンズの選手とかがすごい注目されてるってのがわかりましたし
すごく一生懸命応援してくれてるってのを肌で感じました
13年はちょっと残念なことに優勝できなくて、彼らもすごくガッカリしてたので
できれば14年度は頑張って優勝して、彼らにもいい思いをさせたいなと思います」
・秋季練習から南郷秋季キャンプにかけて力を伸ばしたピッチャー、あとはキラリと光るものを見せつけた投手はいましたか?
「藤原が頑張ってきてますね」
・いいピッチングしましたね~ 広島との練習試合で
「イースタンで結果は出していたんですけども、でも上に行った時は結果が出てなくて
この秋季キャンプも一生懸命投げ込んで、2試合に投げて
1試合目は途中までよかったんですけど結果が出なくて
最後の試合ではほんとにいいピッチングしてましたんで
来年に繋がる、すごくいい感じで終わったと思います」
・石井コーチは藤原良平投手にこの秋季キャンプで新たに教えたことはありますか?
「いや、特にないですね とにかく精神的なことだけしか言ってないです
技術的なことというよりも」
・精神的の中でもどんなことをおっしゃったんですか?
「デッドボールとか、打たれたりとかした時に、どうしても彼はすごい真面目な所があって、
マウンドで考えすぎてしまう所があるんですね
だからそうじゃなくてとにかく失敗したらそれはそれ、次のバッターに集中するってことと
あとはマウンドで反省しないで帰って来たら反省しろということを言ってました」
・投げている間、、そのイニングの所では何も考えなくていい、反省しなくていいってことなんですね
「そうですね まぁ反省しなすぎも困るんですけどw
でもベンチに帰って来て、『あの時はああだったな』っていうのを考えればいいことであって、
マウンドでいろいろ考えているとやっぱり野球は進行してますのでそのまま投げてるといい結果は出ないですよね」
・現役時代の石井コーチは大きな身体でストレートが速かったのに、コントロールがよかったという印象があります
「ああ~…そうですかね…僕自身はそんなに球速いとは思ってなくて、
みなさんもある程度思うとは思うんですけど、ボールが見やすい、ボールが見にくいというのがあるんですけど
僕の場合はどっちかと言うとボールが見やすい方だったんで、
その分、コントロールを要求されるっていうのは自分でもわかっていたんで
とにかくコントロールには気を遣ってましたね」
・最初からコントロールが良かったんですか?それともどこかを改善したことで制球力を途中から身に着けたと どちらなんですか?
「小学校とか中学校の時はほんとコントロールが悪くて、肩が強いだけで
球はそこそこ速かったんですけど
ストライクは入らないで、フォアボールばっかり出してよく怒られてたんですよね
ある時、これじゃいけないと思った時にどうすればコントロールよくなるかなぁとかいろいろ考えて
自分なりにいろいろ考えてやった結果ですよね」
・それは何をどのように考えたんですか?
「いや、それは…」
・企業秘密ですか?
「企業秘密ということで」
・ああ、そうですか!それはこのようにピッチングコーチになった以上は、当然選手たちにも教え込まないといけない部分ですよね
「そうですね それはそうですし、アカデミーの子にも言いました
ここではちょっと企業秘密で、あははは」
・もちろんです、もちろんです でもそれでどんどん制球力がつく投手が増えれば
「とにかく考え方ですよね どうすればコントロールよくなるかなっていうのを自分で考えて実行してみるってのが一番大切だと思うし
人から簡単に教えてもらったものはすぐできるかもしれないけど
また気が付いたら忘れてダメになるケースがあって
自分で考えてどうすればいいかなぁっていう工夫をやることで自分のものになりますけどね」
・石井コーチは元はコントロールが悪かったのであれば、そこからコントロールをよくする術を身に着けているわけですから、最高に説得力がありますよね
「いやいやww(照) でもそうじゃないと自分は、ダメだなぁと思った
コントロールを売りにしたというか、すごく注意してましたね」
・ライオンズファンの皆さんへ最後にご挨拶願えますか?
「残念ながら13年はCSには出れたんですけど、日本シリーズには行けませんでしたので
ぜひ14年は1位になって、それでCSも勝って、日本一になれるように
選手と監督コーチとみんなで力を合わせて頑張っていきたいと思います」
おわり
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