『大事に攻めよ』 ~山崎裕之さんの2014年展望
2014/ 03/ 12(2014.03.12LEXより
山崎裕之さんが電話出演で今年の展望を語ってくれたのまとめました
聞き手は槇嶋アナでした)
山崎裕之さんが電話出演で今年の展望を語ってくれたのまとめました
聞き手は槇嶋アナでした)
「振り返るとライオンズナイターの解説も30年目になりますねw
今年のライオンズのキャンプを見ての印象は、はっきり言ってずいぶんスローペースだなぁと感じましたね
最近はどこのチームも2月1日のキャンプインには野球ができる身体で入って来いという厳命が出ています
その中でライオンズはえらくスローペースだなというのが最初の印象でしたね
今までの渡辺監督の時代はもう少しピッチが速かったと思うんですけど
伊原監督になってスローペース、これは意図的に何かあるのかなという気もしないでもないのですが
選手もね、あんまりスローペースだと少し気持ちが焦ってくる場合があるんですよね
春先はピッチャーの方が出来が早いんですね
バッターはストレートについていけない、あるいは変化球についていけないというのがキャンプの中盤から後半なんですね
そしてオープン戦というところで実際に紅白戦もあまりやってなかった、数少なかったと思うんですよ
実戦が少し少なかったかなという感じはしてますね
投手陣は岸、牧田、この2人が安定しているし、野上は昨年11勝しましたしね
この辺はいいんですが、一番投手陣でカギを握るのが菊池雄星と十亀だと思うんですよ
この2人が1年間ローテーションの中で回せるかどうかですよね
ここが一つ投手陣のカギだと思うんですね
彼らが1年間通してローテーションを守れれば、かなり先発投手陣は明るいと思うんですね
故障なく菊池十亀が入ってくれるかどうか
それと新外国人選手のレイノルズがどうなのかなというのがちょっとはっきりしませんよね
それから昨年のCSで完封した岡本洋介がどうなのかなと
この辺が順調に放ってくれれば、先発は大丈夫だと思いますね
リリーフは数はいると思うんですね
増田、大石、岡本、西口、ウィリアムス
僕は個人的に思っているのは抑えを高橋にしたらいいと思うんです
スリークオーターからサイドに近い所からのボールで非常に三振を取れるピッチャーだし
球速以上に球威を感じるピッチャーですよね 角度もあるし
最後の1イニングを任すというよりは、場合によっては1イニングに2人ぐらい使うっていう場合も出て来ても仕方ないと思いますね
野手陣ではここの所、中村も故障が多いですよね
ちょっと心配ですけども開幕に間に合うのかどうかはわからないんですけど
間に合ったとすれば、固定されているところはほとんど大丈夫ですよね
今年は金子がショートに入って、浅村がセカンドですか
新外国人のランサムがサードでファーストが中村
キャッチャーは炭谷と
センター秋山、レフト栗山でライトの一角の競争が激しくなるということですね
この中で心配なのはランサム 守備はなかなか柔らかくていいと思うんですが
どれだけ打てるのかというのは非常にクエスチョンマークなんですね
もう一つは金子
金子が1年間持つかなという気がしますね
去年でも夏場は相当夏バテしてましたしね
そういう体力面が若干心配ですね
その中でライオンズが優勝するために必要なのは勝負に対する執念をみんなが一つの目標に目をやり、勝ち取る、
1球1球大事にプレーをし、みんなで優勝を勝ち取るという気持ちにならないと
団体競技は個人一人一人がよくてもなかなかチームとしての成績が残らないことはよくあります
それと伊原監督は足の速い選手が好きで、前回監督をやった時も結構強引なスチールでチャンスをつぶしたりという所があるので
少し大事に攻めていってもらいたいなと思いますね
昨日のオープン戦でもノーアウトのランナーを2回盗塁死させてましたね
こういう所をもう少し大事に攻める
オープン戦の時期だから走れるかどうかのテストということもあるとは思いますけど
ペナントに入ったら大事に攻めていくことが重要になってくるのではないでしょうか
パ・リーグは昨年4位だったソフトバンクが非常にいい補強をしましたよね
ピッチャーでも日本である程度実績を残した選手で、
新外国人選手だと当たり外れがありますけど
ウルフもスタンリッジもサファテも日本である程度計算できる数字を挙げていると
打者ではイ・デホですよね
だいぶんソフトバンクは大金をつぎ込んだと思いますけど、計算できる補強をしましたよね
補強面では非常にいい補強をしてますので要注意ですね」
おわり
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