『西口文也 41歳 変わらぬひとつの想い 後編』
2014/ 04/ 28(2014.04.20放送 テレ朝 Get sportsより 続きです)

~今年1月 41歳の西口投手はある決意を胸に練習をスタートさせます

「2年続けてね、この歳になってね、もうどうしようもない成績だったらね、
しっかりとしたけじめをつけないといけないと思ってるんで」

~選手生命をかけ臨んだ20回目のキャンプ

今年は去年までに比べ、走る量、質、共に追求しました

走る

走る

走る

(ハートを叩きながら)「強い気持ち!」

「ランニングの面ではね、頑張れる範囲で頑張らなきゃいけないなと
走れなくなったら終わりだと思うんで」


~さらにキャンプに入る前、西口投手は伊原監督に呼ばれ、ある依頼をされます

「プロ野球の世界に生きて来て、それでエースを張って来て
酸いも甘いもね、経験しているわけでしょ
それを後輩に、いい手本として見本としていいアドバイスをあげてくれたらと」

~これまで、若手と接することが少なかった西口投手にとって、

他の選手の練習を積極的に見るのはプロ20年目で初めての経験

「若い選手がね、頑張っている姿を見てね、やっぱり自分もより一層負けていられないという気持ちにはね、させられます」

~他の選手の練習を見ることにより、

刺激を受けたという西口投手




肉体的にも精神的にも充実したキャンプを過ごしました

ファン「200勝するまで辞めないでください ずっと応援してますので」
「はい わかりました」

「ファンの人がね、そういう想いでいてくれてるというのはほんとありがたいと思うんで
自分は一生懸命頑張るだけだと思っています」

~順調に調整を続けていた西口投手、

しかし待っていたのは衝撃的な宣告でした

伊原監督の先発ローテーション構想から外れ、

中継ぎへの配置転換を命じられたのです

200勝という大記録を目前に突き付けられた厳しい現実

・ファンのみなさんはそこに対しての、西口さんどんな思いで?という思いが強いと思うんですけど

「あ~…でももちろんね、200勝やれること、達成すること自体はすごいことだと思いますけど
それよりも自分としては野球を、

ちゃんと自分の楽しい好きな野球をやっていきたいという思いでね」

~好きな野球をやっていきたい それは大記録を3度逃したあの時と同じく、チームを優先したいという想い

例え200勝が遠のこうともチームに貢献できるなら立場は選ばない

・今年は伊原監督から中継ぎというポジションを開幕から言い渡されていますが
中継ぎというポジションに関しては西口さん自身どう捉えて

「どういう展開でね、投げるかもよくわからないですし
もちろん負けている時であればね自分がチームに流れを作れるように
3人でなんとかポンポンポンってね、いいリズムを作って繋ぎたいなっていう思いもありましたし」

~中継ぎという新たな役割を

どこまでも前向きに受け入れたのです

迎えた2014年シーズン

初めて本格的に中継ぎとして迎える1年

開幕2戦目の8回表に初めての出番が回って来ました





1アウトもとれずに降板したあの試合から212日

「これだけの人がね、まだ応援してくれてるんだなっていうね

ずっとここでやっていてよかったなという想いもありましたしね」

~歓声を背に、対する先頭バッター

ヒットを打たれるとその後、

1アウト1、2塁のピンチ









このピンチを無失点で切り抜けた西口投手

前回、21球で一つもとれなかったアウト

それをこの日は11球で3つとってみせたのです

「自分ではね、納得できる投球ができたんでね、
その点ではほんとちょっと一安心したかな
今年はちょっとはやれるかなという手応えみたいなものはね、
掴めたような気がします」

~埼玉西武ライオンズ西口文也

たとえどんな立場であろうとも

チームの勝利を最優先する男

「与えられた仕事をね、しっかり全うしなきゃいけないっていう思いで
取り組んでいるだけです」

・西口さんの血はライオンズブルーが流れていると?

「ひょっとしたら採血したら、青い血が出て来るかな」
おわり
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