『できると思っているだけ』 ~西口文也インタビュー
2014/ 10/ 05(2014.10.05放送 ズミスポ!内特集コーナーズミスぺより
MC、インタビューアー共に斉藤一美アナです)
MC、インタビューアー共に斉藤一美アナです)
パ・リーグ現役最多182勝を誇る男が登場します
埼玉西武ライオンズ西口文也投手です
昨シーズンは先発を任されながらも白星に縁がなく、
今年はチーム事情からリリーフに専念
しかし、志半ばで戦線を離脱したこともあり
かれこれもう2年間勝っていません
それでも、飄々と前を向いています
課題を克服しながらも実戦経験を積むために
毎年10月宮崎で3週間にわたって開催される鍛錬の場、フェニックスリーグへ御年42歳での参加を決意した男、
埼玉西武ライオンズ西口文也投手の予想外の力強いメッセージをお聴きください
・大変遅くなりまして申し訳ございませんが
「いいえ、とんでもないです」
・42歳の誕生日おめでとうございます
「ああ~ありがとうございま~す」
・ご家族以外ではどのようなお祝いがありましたか?
「いや別にお祝いはないですよ、特に、はい
忙しい時期なんで」
・あはは 何かとそうですね 表情明るいですね、西口さん、とっても 充実されてますか、今?毎日が
「はい 満喫してますよ、野球を」
・あはは どのように過ごされてますか?最近は
「う~~ん、まぁどのようにって、日々ね、黙々と練習してます
やることをしっかりやって」
・返す返すも、5月下旬の左わき腹痛が悔やまれてしかたがありません 今一度、故障を負った時の様子を教えていただけないでしょうか?
「まぁ負った時の様子と言われても、まぁブルペンでね、投げててちょっとわき腹にね、違和感を感じて
どうかなぁと思って自分でチェックした所ね、あ、もうダメだと思って
それで、ピッチングコーチに言って」
・利き手とは逆の方ですよね?
「そうですね、左」
・あまり西口投手の故障個所で聞いたことのない部分だったんですけど
「そうですねぇ 僕も初めてで やっぱり歳を重ねるとね、いろいろな所にガタが来てるのかなという風に思います」
・右のわき腹でなくて左のわき腹っていうのは右投手にとっても負担のかかる部分なんでしょうか?
「どうなんですかね?今までそういうことね、意識したこともなかったし、
こういうとこはね、故障するってことも考えたこともなかったんで
自分でもちょっとびっくりしたなっていう感じですね」
・2ヶ月半ほどかかりましたよね、復帰までに
「そうですね 結構時間がかかりましたね」
・状態を確認しながらだとやっぱりちょっとずつしか段階を上げられなかったと思うんですけど
「そうですね やっぱり投げるのにどうしてもね、必要な箇所なんでね、無理に負荷をかけられないということでね
徐々に徐々にっていうことでやってました」
・なかなか、投げたくても投げられない、1軍にも当然まだ上がることはできないという部分はありましたけど、どのような思いで過ごされてましたか?
「いや?普通に ただ、治って、ね、投げられることしか考えないでやってました」
・苛立つことはなかったんですね?
「全くないですね」
・そこがさすがだなと改めて思いました
「いえいえw」
・プロ20年目、この2014年はチーム事情からリリーフへまわり、1軍で7試合、ファームで7試合、1度も先発をしなかったはじめてのシーズンとなりました
振り返ってみて、いかがでしたか?
「やっぱりリリーフの場合はね、毎日ブルペンに入って肩を作ってっていうね、大変さというのはある程度分かってましたけど
先発と違ってね、毎日毎日ほんとに試合にね、入っていくという面ではね、まぁちょっと違うなっていうのはありましたけど」
・通年でリリーフをやったという意味ではプロに入って初めてじゃないですか?そういう部分でも今までの経験を活かせば対応はできたということになりますね
「まぁそうですね 先発であれだけね、長いイニング投げられるんで、大丈夫だろうと思ってやっていました」
・やりがいは感じていましたか?
「もちろんね、与えられた仕事をね、しっかりしなきゃいけないというのは当たり前のことなんで
その与えられたポジションをね、全うしようと思ってやってました」
・月曜からのフェニックスリーグに西口文也投手が参加するという噂は本当なんでしょうか?
「ウソです」
・え~?ww
「ww 本当ですw」
・本当なんですね?
「はい」
・ということは2015年、プロ21年目、西口文也投手は現役を続行するということですね?
「まぁ、ね、最終戦終わって引退セレモニーがなかったっていうことはそうじゃないでしょうかね」
・あははは まだまだできるという気持ちでいっぱいなんですね?我々も当然そう考えてますけど
「はい もちろんね、自分の中でもできると思っているんでね、それだけです」
・200勝まであと18勝 迫っている部分もあり、西口文也投手が勝ち名乗りを上げる瞬間を我々ファンは心待ちにしているわけなんですけども
そこの目標は当然ありますよね?
「でもそこまでね、思い詰めてってのは考えてないですけどもね
やっぱり勝ってね、オールドファンの人たちにね、喜んでもらいたいっていう思いはありますね」
・西口文也投手が予告先発と告げられただけでファンは沸くんですよ、ほんとうに
なので、そこら辺の期待に応えたいという気持ちはあるということですか?
「そうですね、はい なんとかね、先発で頑張りたいなっていう思いはありますけどもね」
・イースタンリーグで何試合かありましたけども最後のイニングを任されるということがありましたよね
「それは前川が先発した時に最後投げたんですけどもね、『最後投げてください』って言われたんで、前川に
『わかったよ』つって、『じゃあセーブ付けさせてくれよ』って言ったんですけどもね
その前にあいつ打たれちゃって、うんww
ただの9回になっちゃったんですけどね」
・でもセーブも挙げましたよね?
「一つね」
・9月の9日ベイスターズ戦ありましたけども
「それはまぁたまたまね、中継ぎで投げるって言われててね、先発の福倉かな、その時投げたのは
頑張ってイニングをね、だいぶん後ろの方まで来たんで
じゃあ最後1回だけっていうことで最後になったっていうだけで
でもファームではたぶん、初セーブだったと思うんですけどもね
バタバタのセーブだったんでね」
・そうだったんですかww
「はい、まぁ、って感じですね」
・42歳のシーズンにしてまだプロの初めてがあるというのは多少新鮮な気持ちになれるという所もあるんじゃないですか?
「それはありますね 初セーブだからと思っててね、
最後ほんとにああ~っ?ていう場面があったんですけども、ギリギリ上げられて、
周りの人間はね、初セーブっていうのはわかってたんで、『ボールボール!』って言ってたんですけど
普通にキャッチャーの祥多がね、上に投げちゃったんで」
・中田捕手がww
「うん、まぁ別に僕はね、そんなに『いいよ、いいよ』って言ったんですけども」
・でももらえるんだったら欲しかったぐらいですか?
「いや、別にそれは意識してなかったんで、はい 周りがね、若い選手とかピッチャーがね、
そうやって言ってたんで
でもおかまいなしにあいつは上に投げちゃって」
・あははww じゃあ誰かファンが持ってるってことですよね
「まぁ持ってるんじゃないですか」
・この放送を聴いてたらぜひとも西口投手に返してあげてください
「いや、持っててください記念に」
・そうですかww 潮崎監督がフェニックスリーグでは毎試合ベンチに入ってもらって、俺の手伝いをしてもらうっておっしゃっていたんですけども
それも本当ですか?
「そうですねぇ 早く帰ろうと思ってたんですけどもね」
・それは毎日の練習が終わったらですね?
「練習はやることをやってね、きっちりやって、ちょこっと試合観て、ホテルに帰ってのんびりね、海の音でもね、波の音でも聴きながら
ゆっくり過ごそうかなと考えていたんですけどもね
そうはさせてくれないみたいです
手伝いをしろって言われたんでね、はい」
・監督の手伝いをしてベンチにいるということは半ばベンチ担当のピッチングコーチのようなお仕事ってことですよね?
「横田さんの補佐ですよね 横田さんがね、今一人しかピッチングコーチ行かないんで
いろいろと若い選手を見たりね、大変なんで 時間がないっていうことでね
横田さんが帰って来るまではベンチにいろと言われたんで」
・横田コーチが下の練習場から上の球場まで上がって来るのが4回ぐらいからですかね
「だからそれぐらいまでは、ベンチにいろって言われたんで」
・じゃあ投手交代などがあった時にはマウンドに行くということですか?西口投手が
「ああ~それは違う人が行くんじゃないですかねぇ わかんないですけど
まぁでも、それまでにね、代わるようなことがあったらね、困るんで
先発ピッチャーね、頑張ってもらわないといけないんでフェニックスリーグ」
・その前に西口文也投手、投げますよね?当然フェニックスリーグで
「はい 投げる時はね、仕事しなくていいんで その仕事は免除されるんでね
投げない時はやれっていうことなんで」
おわり
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