『人生初のマウンド』 ~栗山巧インタビュー
2014/ 11/ 08(2014.11.07 LEX ・は槇嶋アナ)
・秋の練習、どういった時間を過ごしていますか?
「自分のしっかり意識する所をしっかり意識して、ちょっとでも上手くなるようにという感じで練習しています」
・その意識っていうのは具体的にはどの辺りですか?
「言えませんw バッティングにしても、捕る方にしても、投げる方しても、走る方にしても、
もうちょっとこうなっていれば、う~ん、よかったのになっていう所をもうちょっと上手くなるように
無駄を省いて最大限の力を出せる、そういうフォームって言うんですかね、形?、うん、そこをしっかり意識しながらやっています」
・バッティングでは結構力強く振っているようには見えたんですが
「そんなに僕の中では力を入れて振っていないんですけど、
いい形でスイングできれば、自然と強く叩けるっていう
ちょっと、新たに取り組んでいることもあるし、シーズン中に発見することもあったので
それを、このバッティング練習やってる時にどう出せるかっていうのをやっています」
・この秋にちょっと掴んで、またオフ、さらに春と繋げていきたいと?
「来年に向かって、来年の開幕、そうなるとOP戦、キャンプっていう逆算になって行くんですけど
キャンプに入って行く時に、どの形で入って行ったら一番いいかなっていうのをここでやっとく
そしたら、自主トレでやることも決まってくるし、もちろんキャンプ、OP戦でやることも決まってくるんで、
非常に、僕にとっては大事な時間って言いますか、そういうつもりでやっています」
・来年の方向性を見つける貴重な時間なんですね
「そうですね まさにおっしゃったとおり、貴重な時間ですね」
・今シーズン、印象に残っているバッティング、プレーでパッと何か思い浮かぶものってありますか?
「パッと?…ないなぁ~…僕ね、バッティング、西武ドームで今年1本もHR打てなかったんですよ
多分、プロ入り初ちゃうっすかねぇ、多分
それ悔しくて もうなんか、バッティングって言われるとそれしか思い浮かばないですよね」
・7月のオリックス戦で、ほっともっとフィールド神戸で満塁HRがあって、実家から数分の所での思い出の一発かなと思ったんですが
「思い出の一発ですね あれは言われるとあの一発はよかったなと、はい
いいHRでしたね、いろんな意味で
あの、打ちたかったんで ほっともっとで打ちたいな、グリーンスタジアムで打ちたいなってずっと思ってたんで
あの一発だけにならへんようにしたいなぁとは思いますけどね
これからもほっともっとでやる時には打ちたいと思いますけど
その最初の一発というのはね、最初しかないわけですから すごい記念になりましたね」
・ファンから声が多かったのが、西武ドームのシーズン最終戦で、牧田投手が打ち込まれた時に栗山選手がマウンドに行った
「ああ、はい」
・あれが結構皆さん印象に残ってるみたいです
「ありましたね 点差がね、結構開いてしまってね、最終戦やから勝たなあかんとか、
144試合どれも勝たなあかんという思いでやってるんですけど
特に、Bクラスが決まって、それでもファンの人、たくさん球場に来てくれてましたから
それで迎えた最終戦やったんで、今日何とか勝ちたいっていう所で、点差開いたからちょっといっとこかと」
・具体的に声とかかけたんですか?
「う~ん、まぁ、『ここからやぞ』と 回も浅かったし 『まだまだここからやからな』って
メヒアだけがわけわかってなかったっすけどね、
でもまぁ、『メヒア、ここからやぞ』と言ったらうなずいていましたね
わかったんでしょうね、なんとなく 気持ちを切るなっていうことは」
・外野からマウンドに行ったのってこれまでの人生でありました?
「いや、ないですww 初めてw
ちょうど、監督とピッチングコーチがパッと出る時がなんとなく、タイミング的にね、あんだけ打ち込まれたら交代かなって僕も思ってたし
で、パッと出たから、この出たタイミングで俺も行けば、行って帰る時間あるかなと思って 初めてっすね」
・期待しているファンのみなさんにメッセージをお願いします
「今年は5位っていう結果でここからどう立て直して行くか、どういう方向にみんなが向いて行くかって中で
秋の練習、みんないろいろ試行錯誤しながらやっていくと思いますんで
春の開幕を楽しみに待っていてください 頑張ります」
おわり
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コメント
神戸での活躍もすごかったけど、キャプテンとして、栗ちゃんにしかできないことを、大事な場面でやってくれて。
そしてしっかり結果につながりましたしね。
キャプテンのひとことって大きいんですね。ファン以上に選手が感じたんでしょうね。
2014-11-08 08:35 tambo