『まずは攻めてから』 ~岡本洋介インタビュー
2014/ 12/ 17(2014.12.16 LEX 槇嶋アナ)
来年のOP戦の日程発表
ライオンズは2月21日、宮崎アイビースタジアムでのソフトバンク戦を皮切りに13試合
3月から西武プリンスドームと名前を改める本拠地では3月14日の巨人戦をはじめ、6試合を予定
インタは岡本洋介
去年のCSで初完封を挙げ、今季は開幕から先発ローテ入りも結果を残せずファーム落ち
その後、中継ぎを経て、7月からは再び先発ローテに復帰
来シーズンこそ1年通しての活躍が期待される29歳
(・は斉藤一美アナ)
・2013年の最終登板をプロ初完封で締めくくると、オフの時期は今までにないくらいのよいイメージで過ごせたのはないでしょうか?
「そうですね、やっぱり最後自分なりにいいピッチングで終われたんで、イメージはずっといいままでオフは過ごせました」
・そして迎えた2014年、3月中旬のイースタンリーグから4月はじめの1軍公式戦で先発予定ゲームがことごとく雨で流れましたね
「そうですね 3回ぐらい多分続けて雨になったんですけど」
・2週間で3試合ですよ むしゃくしゃしなかったですか?
「その間は特に何も感じなかったですけど」
・早く投げたいなぁとかは?
「はい、あまりにも続いたんで、ちょっとつらかったですね」
・2014年の秋季キャンプの練習試合カープ戦まで中止になっちゃいましたもんね、先発予定だったのに
「そう言えばw ありました」
・この2014年は雨で始まり、雨で終わったみたいなところがありましたけどw
いざ、先発ローテーションを任されて、2014年はなかなか思うような結果が出ない時期がありました
どのような気持ちで日々過ごされてましたか?
「最初、出足が悪かったと言うか、ずっと結果も出なくて、悩む時期もありましたし
ある意味やるべきことも、課題もたくさんあるなというのも見えた部分もあったんで」
・その課題を教えていただけますか?感じたものを
「今年に関しては、最初の方で左バッターのインコースがシュート回転してっていうのが多かったんで、右打者への外もそうですね
それが中に入って痛打っていうのが多かったのでまずはそれをなんとかなくすように、少なくするようにっていうことを考えてやりました」
・修正はできたということなんですね
「7月に先発で上がってきてからは、ある程度修正はできて来たかなというのはありました」
・それは結果にも表れていました 7月下旬から8月はじめにかけて、点をほとんど取られていないという状況も多々あったんですが、
そういう試合に限ってイニング途中スパッと交代させられることも多かったですよね?
「はい」
・その瞬間、どんなことを思ってました?
「代えられた瞬間は特に何を思ったというのはないんですけど、終盤まで任せてもらえないっていうのは信頼度の問題でもありますし
自分の実力不足っていうのが多分にあると思うんで、
そこはもっと投げさせてもらうようなピッチャーにならないと、とは思います」
・8月7日、大宮でのホークス戦、6回途中1失点でマウンドを下ろされてしまいました
このゲームは最終的に2-1でソフトバンクが勝ったんですけど試合後、私は秋山監督とベンチ裏のお手洗いでばったり会ったんですね
その時に向こうからいきなり話しかけて来たんですよ
『ねえ、なんであそこで岡本洋介を代えるの?う~ん、やっぱり試合終わってもわからないんだよねぇ』と
あの『正力松太郎監督』がおっしゃってました
「はぁ~(息を吸い込むように)それは…嬉しいですね それはすごく励みになると言うか、嬉しい言葉です
あの場面僕も行きたいという気持ちがもちろんあったんで
今思い返すと、相手が大隣投手だったんですけど、点を取られないピッチングをしてて、
その後のホークスの投手陣を考えると1点が厳しいってなって来たら、
僕があそこで1点取られてしまって、それ以上は許せないということで次のピッチャーっていうことになったと思うんですけど」
・2週間後に福岡で同じホークス相手にリベンジできた時は気持ちよかったんじゃないですか?
「気持ちよかったですw」
・7回投げきりましたもんね
「状況が9連戦の最後ということで中継ぎも登板が多かったんで、なんとか…なんとかと言うより、絶対に長いイニング投げないといけないという気持ちがあったんで
なんとか7回まで行けてよかったですね」
・今、足りないものがあるとすればそれは何でしょうか?
「たくさんあると思うんですけどw すごく多いとは思うんですけど
結局終盤バタバタとつかまってしまう試合とか振り返ってみるとフォアボールが絡んだ試合というか
それでも抑えられる時ももちろんあるんですけど、いい方向には向かないっていうイメージがあるんで
まずは攻めてからっていう、あまり丁寧になりすぎないようにっていうか、
そういう気持ちの部分はどんどん向上していかなければいけないなとは思っています」
・2015年に向けた決意の程をお聞かせ願いたいのですが、例えばこのまま先発ということも充分考えられますけども
ひょっとしたらリリーフに再転向という可能性も無きにしも非ずですよね
2015年どちらかと言えばどちらをやりたいですか?
「先発です」
・速かったですね、今
「もちろん先発に入りたいです」
・それはなぜでしょうか?
「漠然と目指すべきものは先発というのがずっとあるんで
まずはそこで去年悔しい思いをした部分も、おととしも、それを返したいじゃないですけど
しっかりと一年間、やってみたいです」
明日は上本のインタです
おわり
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